»


システム選びはパートナー選び

Posted by admin on 7月 21, 2009

どんなシステムでも、その選定をする際に重要なこと。

機能や金額も大事だが、そこばかり見ていると意外な盲点がひそんでいる。

それは、システムを提供してくれる会社が、この先ずっと存在してくれ、保守やサポートを継続してくれるかどうかである。

システムに対しての投資コストが数万円程度なら、別にどうってことはない。しかし、数百万・数千万もかけてシステム導入するのであれば、この点をよ~く考えたほうが良い。多額の投資コストがかかるってことは、減価償却の対象ってことである。また場合によってはリースを組んだりとかすることもあるだろう。ならば、減価償却の期間またはリースアップするまでの期間は使い続ける可能性は高い。まあ多くの場合、5年ぐらいは使うつもりで契約するのではないか。

しかし、ITの世界で5年はすっごく長いと思うべし。めまぐるしく変化するIT業界のなかで、 5年も同じことをやって食べていくのは難しいといっても過言ではない。会社を存続させるために、新しい技術を取り入れたり、新しい商品、新しい分野への進出など、努力なしには淘汰されてしまう。

導入したシステムのメーカーが倒産、もしくはその分野からの撤退という事例は後をたたない。倒産するときはもちろんだが、撤退するときも突然ユーザー企業へ告知されることが多い。いきなり、そんなこと言われても、わずかな猶予期間で次のシステムに乗り換えるなんてことはできないものである。

実際にシステム導入費用としてかかった表面的なコスト意外にも、見えない部分で、システムを社員に教育するコストなども馬鹿にならない。せっかく時間をかけて使い方を覚え、社内運用ルールも確立するために要したそのエネルギーはお金に代えがたい大きな資産だ。これらも捨てて、再度エネルギーをかけることは大きな負担となる。

システムベンダーの創業が古いというのでは、あてにならないのが難しいところ。大手SIerでも経営戦略上の理由から不採算分野から撤退という事例も過去にあった。上場大手の商品をうたっていても、実はOEM供給であり、開発元は中小システム会社などということも良くある。営業マンが言う大丈夫は当てにならない。選択した責任は自分にあると思ったほうがよい。

経営状態の健全性から財務状況、経営基盤など相手が上場企業でないと、なかなか知りえることが難しい部分も帝国データとか与信情報を使って調べておくべきであろう。

Leave a Reply

Comment